通常、オブジェクトを選択すると選択状態が視覚的に解るようにハイライト表示(点線表示)されますが、このハイライト表示がされない場合があります。
考えられる原因はふたつあります。
ひとつは選択したオブジェクトにContinuou(実線)以外の線種が割り当てられている場合です。
グローバル線種尺度の値が適切に値に設定されておらず、画面上で線種の表示が確認できない場合(細かすぎる)、オブジェクト選択時にハイライト表示がされません。
もうひとつはシステム変数[HIGHLIGHT]です。
以下を参考にして、問題の図面で確認してください。
システム変数[HIGHLIGHT]
オブジェクトを選択時、ハイライト表示するかどうかをコントロール
初期値 < 1 >現在の値が0 … 選択したオブジェクトをハイライト表示しない。
現在の値が1 … 選択したオブジェクトをハイライト表示する。ただし、このように「ハイライト表示をしない設定」にしておくと、編集作業中のオブジェクト選択時に大量のオブジェクトを選択しても、ハイライト表示されない分、次の動作にすばやく移ることができ時間短縮につながります。